サステナビリティSustainability

ロジスティクスの
これからのために

運送業界では、人材獲得が大きな課題とされている中で、他業種と比較すると女性の雇用比率が2%に留まるという現実があります。しかしながら、業界内で女性の雇用拡大に対する革新的な取り組みをされている事例は少ないと考えます。
 また、今後の運送業界の風潮から、比較的規模の小さな運送会社では、利益を継続的に維持できる案件が少なくなることが想定されるため、運送業界全体の縮小も危惧されます。これらの問題に対して、これからの運送業界のために、何かしらのアクションを実施する必要があると考えます。

2つの課題、
2つの取り組み

 私たち鹿沼梱包運輸では、この問題を、サスティナブルな社会の実現に向けた課題として認識し、大きく2つの課題を掲げ取り組みを実施しています。
 1つ目は、運送業界で女性が働きやすい環境を整備し、積極的な女性の雇用拡大を実施し、ドライバーの女性雇用比率を全拠点30%を目指します。この取り組みにより、利益を地域社会の子育て世代の女性が稼げる循環に変えます。そして、女性の運送業界への参入を後押しし、業界の女性雇用拡大を通じて、これからの運送業界の新しい形を提案していきます。

 2つ目は、協力業者様を含め自社の利益だけでなく、関わる全体の商圏に対して利益配分できる仕組みを構築する取り組みです。社員、仕入先、地域、金融機関に対しても、未来に繋がる利益を出せる企業になることがサスティナブルな社会貢献に繋がると考えています。
 鹿沼梱包運輸は、より良いサービスを社会に提供することで利益が拡大し、関わるステイクホルダーへ利益を分配できる企業を目指し、循環型社会へ貢献することで、未来のある運送業界のこれからを支えていきます。

地域物流の担い手として
持続可能な社会作りを
多角的にサポート

約束通りに確実に荷物が届く物流システムは、生産と消費の両面の無駄を省き、社会の産業と技術革新の基盤となる重要な社会のインフラです。ITにおけるインターネットと同様に、物質には物流が必須であり、世界中の企業が、今日も国境や人種を越えて連携し合い、ありとあらゆる品物を運び続けることで、暮らしと産業を支えています。
私たち鹿沼梱包運輸もまた、北関東を発着とする物流の担い手として、日々物流の効率と品質の向上に取り組み、多種多様な荷物をお届けすることで、持続可能な社会作りの基盤をサポートしています。
物流の効率化は、資源の消費を抑制し、地球環境の保護に繋がります。鹿沼梱包運輸は細やかな積荷管理やハイブリッド車の導入に加え、従来各企業個別のチャーター便が必要とされた長尺物、重量物、異形物などの輸送を、一便に積み合わせて効率化する「積み合わせ貸切便」や「メガEXP便」サービスの一翼を担い、産業向け物流コストの大幅な圧縮に貢献しています。

地域社会の一員である
社員の職場として、
社員と家族、地域社会の
安全・安心と、しあわせの
実現にフォーカス

日本においても近年、貧困やそれに相関する形で広がる教育格差が大きな社会問題となってきています。一方で物流に限らず、職場として将来への道筋が見えなければ、いずれその企業は衰退してしまいます。働く意志と能力を持ちつつ、従来型雇用の中で活かされることのなかったチカラを鹿沼梱包運輸は積極的に活用しています。
その結果鹿沼梱包運輸は、トラック運送業としては飛び抜けて女性が活躍する職場を実現しました。「妊娠出産へのサポート」「子育てと介護へのサポート」「職場復帰へのサポート」など充実した社内施策により、 職種においても事務に限らず、事務現業・乗務員に至るまで、幅広く女性が就業しています。
鹿沼梱包運輸はこれからも多様な力を結集し、物流改革の更なる未来を描いて参ります。

SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年に国連総会で採択された
「2030年に向けて国際社会が持続可能な開発のために取り組むべき17の目標」のことです。
SDGsについての詳細は
こちら(外務省HPへリンク)